変形性膝関節症は、軟骨の減少などが原因で起こる場合を「1次性」と言い、半月板損傷や靭帯損傷、関節内骨折といった外傷性、
痛風(つうふう)などの代謝や内分泌性といった病気で引き起こされるものを「2次性」と呼びます。

変形性膝関節症の多くは、1次性に当たる
加齢で起こることが多いため、「年だから」と諦めている人は少なくありません。しかし、膝が痛むため歩くのが億劫になったり、行動を起こすのが面倒になったりして、活動範囲が狭くなってしまうことになりがちで、そうなると精神状態にもよくありません。治療をすれば痛みを和らげることも可能な場合も少なくありませんから、諦めずに整形外科医など専門家に相談して、適切なケアをされることをお勧めします。
その変形性膝関節症ですが、膝関節にある大腿・脛骨関節の内側部、その外側部、膝蓋・大腿関節という3つの関節それぞれで発症します。
そして起こった場所によって、内側型・外側型・大腿膝蓋関節型の変形性関節症に分類されます(3つの中で、内側型と膝蓋型が大部分を占めています)。
内側型の場合には、
内反変形(O脚)、外側型の場合には
外反変形(X脚)が起こり、そして膝への負担が増す悪循環に陥ることがあるので、注意が必要です。
変形性膝関節症の主な症状としては、上記のように内側型が多いことから、痛みが起こるのは膝の内側が多く、同時に指などで圧迫した時に
強い痛み(圧痛)を伴います。
歩き始めに痛むのが特徴的な症状ですが、一般的には、最初は正座ができにくくなり、症状が進むと完全に膝が伸ばせなくなったり(
伸展不全)、折り曲げにくくなったり(
屈曲障害)するようになります。
その他、関節の動きがスムーズにできにくくることもあります。
ただし、一旦歩き出せば痛みが軽快し、連続で歩くことが可能です。
しかし、そのままにしておいて症状が進むと、膝に水が溜まることもあります(
膝関節水症)。
水が貯まれば膝の裏側が痛んできます。腫れが強い場合には安静にしていても膝の痛みがとれ無い場合もあります。
この場合、膝が脹れぼったく、膝が重いと感じます。
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変形性膝関節症編 ― 変形性膝関節症の代表的な症状 ―
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