変形性膝関節症のリハビリテーションとなる
運動療法には立って行うものもあります。
まず、壁などにもたれかかった状態で立ち、脚を腰幅ぐらいに開きます。そして足の指先と膝の皿を正面に向けてください。そして背中は壁にくっつけたまま、ゆっくりと腰を落とします。膝が30度程度曲がったところで10秒ほど止めて(痛みがある時は、もっと短くても構いません)、やはり壁に背中をくっつけた状態で身体を上に起こします。これは、いわゆる「
スクワット」という運動ですが、これを3回ほど繰り返してください。

また、何か物を使って行う運動もあります。
例えば、子どもさんが昔使っていたサッカーボールやバレーボールが残っていたら、それを利用した運動ができます。

具体的には、足を伸ばして座り、そのボールを太ももの間に挟み込みます。自然と脚はボールの幅に広がりますが、それを両足で縮めるようにしてください。
ボールがありますから、当然、力がいりますが、ゆっくりとボールを押しつぶすように5秒ほど力を入れましょう。
なお、この時、ボールは床につけた状態のままにしておいてください。
5秒すぎたら力を抜いて元の状態に戻します。これを20回繰り返してください。
その他、膝は温めた状態がいいので、浴槽に遣っている時に脚を伸ばして壁面を脚全体で10秒ほど押すという運動を20回繰り返すトレーニング方法などもあります。
水の中でしたら脚も持ち上げやすいので、痛みがある人でも楽にできる運動と言います。
以上は、それぞれ
膝の関節を支える筋肉を鍛えることを目的にした運動です。
これら以外にも、まだいろいろなやり方があるので、医師や理学療法士に聞いて自分に合った方法を探して、家でも毎日、習慣としてやるようにしてください。
ただし、決して無理しないように。