知っておきたい!対処方法~関節リウマチ編~

家で日常的に行えるリハビリテーション

関節に炎症が続いて徐々に破壊が進み、やがて機能障害を起こしてしまうのが「関節リウマチ」です。

関節リウマチ編

(3)効果的な運動(その②)

●首の運動
首の運動は、まず医師に実施してよいか相談してから始めるようにしてください。
医師から許可されたなら、正面を向いた状態から頭を下げてあごが首に触れるようにし、3秒ほど止めます。そして、再び正面に戻します。その後、上から首が引っ張られているイメージで首を伸ばします。
伸びきったら再び元に戻します。なお、これらの動作は全てゆっくりでいいですし、やはり多くても10回で止めるようにしてください。
なお、運動を行う場合、「徐々に」「少しずつ」行いましょう。 関節痛が強い時などは無理せず安静にして、痛みが治まってから運動を少しずつ再開するようにしてください。継続することは大切ですが、もし翌日に痛みが残ったり、運動中の痛みが前日より強くなったりした場合には、運動量や時間を前日より少し減らすなどしてください。

●腕の運動
座った状態で両手を前に「倣え」をして、そのまま5~10秒ほど静止します。その後、ゆっくりと腕を上にあげます。その際、両腕が肩の幅より広がらないように注意してください。その手を下ろすと、次は同じように前に「倣え」の状態から、今度は腕を左右に大きく広げるようにします。

●手首の運動
同じく座った状態で、両手を前に伸ばした状態で手首を左右一緒におこして、その状態で3~5秒静止させてください。次は逆に下げて、やはり3~5秒静止させてください。これを繰り返し行います。

●手指の運動
座ったままでいいので、両手を軽く前に出して左右の指を同時にグーからパーへと広げます。その際に指はできるだけ大きく開き、開いたなら3~5秒静止するようにしてください。

股関節の運動

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監修者の紹介

福井智一氏

福井智一氏

医療法人医誠会
医誠会病院
整形外科 部長

昭和51年大阪生まれ
兵庫医科大学卒業

兵庫医科大学大学院を卒業後、兵庫医科大学整形外科学教室や北海道我汝会えにわ病院などを経て2012年4月から現職。
専門は股関節を中心とした関節外科