リウマチの炎症活動期のハビリテーションは、
痛みを抑えること、
変形を予防することを目的に行います。
関節に無理な負担をかけずに、生活の中でできるだけ手足を使うことが基本になります。

リハビリテーションを行う際には、炎症が原因で動かすと痛みがおこる場合、
装具を作って関節を保護します。代表的なものに、手関節を固定するための装具や、体重がかかる時に痛みを和らげる膝装具や靴型装具、足底板、杖などの歩行補助具があります(詳しくは後述)。
ただ、固定してしまうと、生活するのに必要な関節が動く範囲を保つことができませんので、
関節可動域を維持するためのリハビリテーションが必要となります。
朝のこわばりがとれてから、痛みが残らない程度に全身の関節の曲げ伸ばしを、1日2~3回は行ってください。
リハビリテーションは関節だけが対象ではなく、関節を動かす筋の筋力低下を防ぐためにも必要です。ただし、一般の人がするような筋力をつけるための運動は、関節を激しく動かすことが多く、無理に行うと関節を痛めてしまう可能性があるため別の方法を行います。
例えば、最も痛みを感じない位置で関節を動かさないように固定した状態で、曲げる方向や伸ばす方向に力を入れるように運動をします(これは筋肉の長さを変化させないので「
等尺性収縮運動」といいます)。