
症状が軽かった場合は、座ったままや寝たままでいるよりも、筋肉などを衰えさせないためにできるだけ身体を動かすようにしましょう。
またリハビリテーションの中には運動も含まれます。
しかし、運動は立ったり座ったりという日常生活で行う動作よりも、さらに呼吸がしにくくなりますから、より注意が必要です。
そのため、何よりも無理しないことが基本になります。
あくまでも自分のペースを守って練習するようにしましょう。
一応の目安は、「うっすらと汗をかくぐらいで、息切れをしない程度、そして会話しながら運動が続けられるぐらい」だと覚えておいてください。
また、酸素療法を行っている場合は、流量を体動時の流量で行うようにすることが肝心です。
もちろん運動量は、呼吸困難の状態に合わせて調節することを忘れずに。
そして、体調が悪いと感じた時は、思い切って休むことも忘れないでください。
なお、運動中は休憩を入れ呼吸を整えながら進めるようにしてください。
注意すべきことはいくつかあり、目安としては次のような症状が挙げられます。
もし、どれか1つでも起これば、すぐに運動を止めましょう。
ひどい息切れや動悸、胸痛、高度の疲労、めまい、ふらつき、チアノーゼ、多量の発汗等。
そして呼吸数が1分間に30回以上になった場合や心拍数が年齢別最大心拍数の85%に達した時(年齢別最大心拍数の目安は、220マイナス年齢×0.85)です(例:年齢70歳ならば220マイナス70×0.85=127.5回/1分)。
また血圧が急に下降したり、上昇したりした場合も止めてください。
そしてできれば、運動の前・途中・後で血圧を測定してください。
以上のような点を注意しながら、しかし、億劫がらずにできるだけ身体を動かすことが大切です。
そのためにも、専門の医師や理学療法士の注意に従いながらもリハビリテーションに取り組んでいただけたらと思います。